生きるは毒杯杞憂の苦しみを

 

ずっとずっと想ってた。
永遠なのかもしれないと
笑ってた。
ねぇ、その心に私がいた時間は
なかった？


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どんなに苦しくても
悲しくてもつらくても
私はずっとこの想いを捨てないよ。
いまさら捨てたら
もう二度と取りには戻れないでしょう？


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はやく求めて
はやく助けて
はやく私が朽ちる、その前に。
はやく見つけて。


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本当はもっと泣きたいの。
だけど涙は見せたくないの。
君には笑っていたいの。
君も笑っていてほしいの。
ちぐはぐな答えでいい？

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私は捕まってしまったの。
君の笑顔に
君心に
君のすべてに。
ずっと離さないでいて欲しかったよ。


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優しく差し伸べてくれる手も

微笑ましい慰めも

憎らしい哀れみも

そんな物はいらない。

ただ１つ君が欲しかった。

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今は臆病を騙まし込んででも

蕾

君が今その手に持っている花。
そんな花はもう捨ててしまいなよ。

その花を捨てて反対の手にある蕾を咲かせて。
いつだってその美しい花に隠れてしまう
その蕾を。

きっと馨しい光と麗らかな潤いを求めてる
蕾の心を聴いてよ。

蕾はたくさんの花びらに紛れてきっと泣いている。
誰にも見つからないまま。
君さえも見つけてくれなかった。

その手に在る花を失えば
蕾を見つけてくれるのなら

花を枯らして、散らして紅蓮の地獄へ堕として。

そうすれば蕾にだって水をくれる？
優しさをくれる？
愛をくれる？

君のその反対の手を覗いてみてよ。
嘆く蕾がいるから。

水をあげて光をあげて

私も美しい花を咲かせたいの。

蕾のまま枯れて逝くのは…

醜いまま朽ちて逝くのは…

 

そんなのは死んでいるのと同じ。

魂ごと揺さぶられるような愛がいい

あなただけ


あなたのその眼で
私を見て
あなたのその聲で
私を呼んで
あなたのその心で
私を想って

あなたの
あなただけの心で
私だけを。

好きになって



恋をして
熱い気持ちを知って
好きの言葉の意味を知って
たくさんの自分を
たくさんのきみを知っていく。


恋をしている時間
きみにときめいた瞬間
それは果てなくかけがえのないもので。


今日も新しいきみを知って
明日はもっときみをきみを知りたくなって。

繰り返して少し進んで。

時に止まって
また進んで。


恋をして知った
熱い気持ち
好きの言葉
たくさんの自分
たくさんのきみ

全てが宝物になって
全てが私の心に響く。

きみを好きになってよかった。


私はこれからもたくさんの
恋を知っていくの。

後戻りはもう出来ない

 

闇へ

暗闇へ堕ちてゆく私

 

誰も助けてはくれずに

見つけてもくれずに

私はただ

闇の中で泣いていた

 

懸命に眸から溢れる涙を拾い続けた

私は朽ちて逝くのだろう

誰に操られる駒だったのか

 

漆黒の闇の中

光なんて見えなかった

 

 

周りを纏うものは総べて闇に呑まれていった

 

私には何も残らなかった

 

塵ひとつ

影さえも

私と云う存在は跡形もなく

深い暗い闇へと消えていった

 

 

跪いてお嘗めよ苦い愛の雫を

 

お母ちゃん、授業参観こないらしいよ。

 

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雨

 

 

 

雨が降った。

遙か空の彼方から舞い降りてきたの。

私の心にも。

 

誰の涙なの？

誰が泣いてるの？

 

あなたが悲しみに撃たれ涙を流すから

私の眼からの涙が零れるのね。

 

雨が降った。

私の心に。

 

 

いつ止むのだろう。

涙はいつ枯れるのだろう。

 

 

早く太陽が見たいよ

 

真っすぐな君の雷 受けて 受けて

鏡

 

私の心の中にある鏡。

 

ずっとずっと曇ったままだった。

何も映さないままだった。

 

 

だけど、私の心が

私の躰が君を見つけたの。

 

輝きだした私。

 

君を見つけて

君を映して

美しくなった私の鏡。

 

これから先も、君を映し続けるよ。